Miss Rumphius ミス ランフィアス
こんにちは。
子どもと大人の英語リーディング のマリアです。
私にとって春というのはうれしい季節なのですが、どうも調子が狂いがちです。
さっきまで斜めになって大口を開けて居眠りをしていました。
人さまには絶対見られたくない光景でした。
さてと、気分を変えて
今日も絵本ですが、今まで紹介したものとはテイストが違うものです。
Miss Rumphius ミス ランフィアス
総語数:1248語
Miss Rumphius: Story Tape (StoryTape, Puffin)
- 作者: Barbara Cooney
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 1994/04/01
- メディア: ペーパーバック
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これは表紙の絵を見るだけでなんだかすごく期待してしまいますが、その期待をまったく裏切りませんでした。
絵がとてもとてもステキですが、話はもっともっとステキですよ。
私なりの考えですが、この話は人生がテーマです。
主人公の Alice Rumphius は、おじいちゃんの膝の上でお話を聞きながら、自分は大きくなったら2つのことをすると言います。
おじいちゃんは、もう一つ「3番目のこともしなければならないよ」と言います。
Alice は2つのことを果たした後でも、3つ目のおじいちゃんに言われたことは具体的に何をしたらいいのかわかりません...
そしてその一番むずかしい3番目のことができた後、彼女の生き方は姪に引き継がれようとしていました...
時代はめぐる、ですね。
こうやって人は年を取っていくんだと思うと一抹の寂しさが感じられますが、読後はとても暖かい気持ちになります。
ちなみに表紙に描かれている花は、
blue and purple and rose-colored lupines
と書かれています。
lupine は ルピナス のことです。
ところで、明日「絵本を使った授業つくり」というワークショップに行ってきます。
正直のところ、絵本を読むのは楽しいので子どもたちにもドンドン勧めたいけれど、それで授業をするってのはまるで頭に浮かびません。
どんなものなのか、ちょっと(すごく)楽しみです。