こどもと大人の英語リーディング

子どもも大人も楽しめる英語リーディングをめざしています。

Honestly, RED RIDING HOOD WAS ROTTEN! The Story of LITTLE RED RIDING HOOD as Told by THE WOLF

こんにちは。

こどもと大人の英語リーディング のマリアです。

 

昨夜の大風は怖かったです。

たまたま今日見ていたテキストに freak storm という言葉があったのですが、どうもイメージがわきません。

ものすごい嵐のことなのでしょうか?

明日、英語のネイティブに尋ねてみることにします。

 

昨日、一昨日とこどもも大人(私だけかな)も楽しめる絵本を紹介しました。

今日はお馴染み『赤ずきんちゃん』の絵本なのですが...

 

Honestly, RED RIDING HOOD WAS ROTTEN!

The Story of LITTLE RED RIDING HOOD as Told by THE WOLF

 

総語数:690語 

Honestly, Red Riding Hood Was Rotten! (The Other Side of the Story)

Honestly, Red Riding Hood Was Rotten! (The Other Side of the Story)

 

 

絵がかなりエグイですよね。

このお話は、当事者のオオカミが語る『赤ずきんちゃん』です。

 

ここでの赤ずきんちゃんは、

「ねぇねぇ、このケープ素敵でしょ。」

「あたしもかわいいでしょ、かわいいでしょ、ねぇ、かわいいでしょ~!!」

って感じの娘です。

そして「おばあさん」も似たり寄ったりです。

 

お腹がペコペコのオオカミにとって、表紙を見てもおわかりのように、赤ずきんちゃんは赤リンゴ、おばあさんは青りんごに見えるのも致しかたないことで。

それに実はこのオオカミはベジタリアンだったのです!

 

オリジナルもかなりブラックな話だと思いますが、こちらも相当なものです。

絵も少々怖いです。

 

巻末に Think About It というオマケがあって、

 

古典バージョンでは出てくるけど、このバージョンでは出てこないこと、また逆の場合は?とか、

 

二つのバージョンの違いは?とか、

 

この話がリンゴのシーズンだったら、オオカミは赤ずきんちゃんとおばあさんを食べたと思うか、その理由は?とか、

 

どちらの話が本当っぽいか?とか、

 

他のおとぎ話をオリジナルとは別の視点から作ってみたらどうなる?

たとえば『シンデレラ』をあの意地悪なお姉さんの視点で語ったら?

 

なあんて質問があって、あれやこれや考えさせられておもしろいです。

絵はちょっと怖いけど、子どもたちにもものの見方の練習になっていいかもしれないと思いました。

でも、ちと毒がつよすぎるかなぁ。。。